当院におけるカスタマーハラスメント対応について(2024.11.12)
カスタマーハラスメントとは
患者さん等からの妥当性のない要求や社会通念上相当ではないような言動で、具体的には次のような行為を指します。
・大声、暴言または脅迫的な言動やセクシャルハラスメント等により、他の病院利用者に迷惑を及ぼす、あるいは当院職員の業務を妨げること
・病院利用者、当院職員に対する暴力行為など
・無理な要求を繰り返し行う、長時間(30分以上)の電話や対応により、当院職員の業務を妨げること
・言われのない謝罪や謝罪文の強要、土下座の強要など
・無許可での病院内の撮影や録画・録音を行うこと
・当院職員の指示に従わない行為正当な理由のない状態での不退去(病院内の居座り)、建物設備等を故意に破損する等の行為
・当院職員の指示に従わない行為
・当院の職員に対する一方的なインターネットおよびSNS上での批判、誹謗、中傷など
・その他、当院が医療に支障を来す迷惑行為と認めたもの
カスタマーハラスメントへの対応方針
当院ではカスタマーハラスメントに該当すると認められた場合、院長の判断のもとに、対面や電話等での対応を中断するほか、安心・安全な医療の提供を継続するため院外退去(強制退院を含む)を命じます。また、応じていただけない場合や被害を受ける恐れがある場合には警察に介入を依頼します。さらに、当院と患者さん等の間で診療を継続していくための信頼関係が破綻していると当院が判断した場合は新たな診療には応じられません。インターネット上で当院職員に関する言われなき誹謗中傷を確認した場合も法的対応を取らせていただきます。
以上、患者さんのご理解とご協力のもとに、信頼できる医療環境の構築に邁進していきますので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
2024年11月12日 たけうちファミリークリニック 院長
目のかゆみ、アレルギーに1日1回まぶたに塗るクリーム(アレジオン眼瞼クリーム)2024.05.31
持続性・経眼瞼アレルギー性結膜炎治療剤「アレジオン®眼瞼クリーム 0.5%」(一般名:エピナスチン塩酸塩、以下アレジオン®クリーム)
世界で初めての 1 日 1 回上下眼瞼(眼周囲)へ塗布するクリームタイプのアレルギー性結膜炎治療剤として処方可能になりました。従来より抗アレルギー薬として、内服だけでなくアレルギー性結膜炎の治療として点眼薬でも使用されていたアレジオンが、アレジオンクリームとして1 日 1 回上下の眼瞼に指で直接触れながら塗布することで、アレルギー性結膜炎に対する治療効果を発揮するものです。目のかゆみが強く何度も点眼薬を使用していた方や、点眼の苦手なお子様にも安全に使用できます。処方希望の方は当院までご相談ください。
当院の発熱患者さんへの対応について(2024年4月1日以降)
1. 37.5度以上の発熱がある方(罹病期間内に1回でも37.5度以上の発熱があった方も含む)、咳・痰がひどい方、症状経過が4日以上の方、新型コロナウイルスやインフルエンザの可能性のある方は、受診前にあらかじめお電話で受診予約をお願いいたします。上記の方で、直接来院された方は、院内に直接入らず入口前でお電話してください。厚生労働省のマスク着用基準にのっとって、当院では発熱や風邪症状のない方も(患者付き添い、ご家族も)、院内ではマスクの着用をお願いしています。必ず着用して受診するようご協力をお願い申し上げます。マスクを嫌がる小さなお子さんは、可能であればマスクの代用になる方法で対応をお願いいたします。
2. 診察、投薬などをふくめて新型コロナウイルスはほぼ全てが保険対応になりますので自己負担分がかかります。また、新型コロナウイルスの治療薬は、基礎疾患があるまたは症状の比較的強い中等症以上の方に処方するパキロビット、軽症患者に処方できるゾコーバは処方可能ですが、自己負担分の補助は無くなりました。コロナ陽性患者さんの自宅隔離期間が5日間に短縮されましたが、発症2日前から発症翌日より10日間は感染させる可能性があるとされていますので、病院受診はあらかじめお電話いただき、医師に確認を取って受診してください。濃厚接触者(マスクなしで15分以上接触または同居者)の行動制限はなくなりましたが、濃厚接触の可能性のある方も必ず受診時にお申し出ください。
3. コロナ感染後の後遺症については、当院では後遺症外来は行っておりませんので、かかりつけ以外の方は名古屋市の後遺症相談窓口052-954-6618、または相談医療機関にご相談ください。
基本的には、当院では可能な限り患者のみなさまが安心して受診していただけるように最大限の努力をさせていただいています。発熱患者さんと非発熱患者さんがなるべく交わらないように、入り口を別にして診察室も別にして、対応スタッフも分担しています。待合でも念のため、ソーシャルディスタンスが確保できるようにしています。また、安心して予防接種も受けれます。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒事前連絡と正確な情報提供を宜しくお願い申し上げます。
院長
2024年4月からのワクチン変更について(2024.03.26)
上記の件について、以下の変更があります。
1.小児肺炎球菌ワクチンがプレベナー(13価)からバクニュバンス(15価)に完全切り替えになります。2価増えたということは、2種類の肺炎球菌に有効性が増えたことになり、安全性・有効性にも問題ありません。これまでプレベナーを接種したお子さんでも、4月からはバクニュバンスに変更して差し支えないとのことなので、名古屋市は完全切り替えになります。予約時にご確認ください。
2.新生児2ヶ月から4回接種していた4種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ)にインフルエンザ菌b型のワクチンを加えた5種混合ワクチンの接種も可能になります。基本的には、同じワクチン成分ですが、これまで4種混合ワクチンを接種していたお子さんからの変更はできませんので、新しく接種をスタートした2ヶ月以降のお子さんが対象となります。こちらも有効性・安全性には問題なく、注射の回数が減るメリットもあり、当院でも積極的に接種していきます。
3.65歳以上の肺炎球菌ワクチンの定期接種は名古屋市の補助は継続になりました。当院でも積極的にお勧めしていますので、ご相談ください。現在は、ニューモバックス(23価)を接種した後に、プレベナー(13価)の接種を自費でお勧めしています。プレベナーの代わりにバクニュバンス(15価)の使用も可能ですが、現在ガイドライン等のエビデンスを検討中ですので、ご相談ください。
院長
2024年花粉症対策について

当院では、即効性で眠気が少ないビラノア(R)や、鼻炎・かゆみなどの症状抑制に有効とされる抗血小板活性化因子(PAF)効果が追加されたルパフィン(R)、血液中の薬物濃度が安定していて効果が一定なアレサガテープ(R)も処方しています。鼻詰まりの強い方には、オノン(R)やシングレア(R)も併用可能です。従来の抗アレルギー薬で効果が不十分な方は、一度薬剤の変更などもご検討ください。また、漢方薬(小青竜湯など)の併用も有効な場合が多いです。鼻の吸入薬や目薬も各種相談に応じて処方しています。
さらに当院では、スギ花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)やダニによる通年性アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法が可能です。舌下免疫療法とは、アレルゲンと呼ばれるアレルギーの原因を含む治療薬を服用してアレルギーを治療することで、注射の痛みがなく、自宅で可能な治療法です。どちらも個人差はあるようですが、約70~80%に効果が認められ(治る可能性は20%くらい)、アナフィラキシー(血圧低下や呼吸困難など)とよばれる重篤な副作用は極めて少ないと言われています。ただし、口のかゆみやはれ、不快感など軽度のものが認められることはあります。効果は、鼻炎だけでなく、眼やのどの症状にも有効で、他のアレルギー治療薬を減らせる効果が期待できます。ただし、現在のところ、スギ花粉症、ダニ(ハウスダストも可能性あり)によるアレルギー性鼻炎のみしか薬がなく、他のアレルギーには無効です。気管支喘息に関しては、保険適応ではありません。
内服は1日1回で、5歳から65歳までの方が投与可能です。ステロイド剤の内服以外は、他のお薬と併用可能です。最低2年間内服して、3~5年内服継続し、効果が安定していれば、一旦終了する治療です。そして、また症状再燃あれば再開することになります。この治療は、内服してすぐに効果がでるものではないので、効果が期待できるのに3ヶ月以上かかると言われているので、スギ花粉症の治療であれば10月までに開始することをおすすめしています(スギ花粉症の場合、飛散時期には開始しない方がいいと言われているので、1月から5月の間はおすすめしません。また、早ければ早く始めた方が有効なようなので6月からがおすすめです)。ダニについては、特におすすめの期日はありませんが、花粉症のシーズンは避けることをおすすめしています。最初の1か月は、副作用の確認のため、1~2週間ごとに通院していただきますが、2か月目以降安定すれば1か月に1回の通院で可能です。
実際に治療を開始する際には、身体診察にアレルギーなどの問診にくわえて、鼻の診察、採血によるアレルゲンの確認を行い、投薬可能かどうか判定させていただきます。1回の診察ですみますが、結果判明まで約1~2週間かかります。初回投与は、安全のために院内で行い、30分ほど院内で経過を診させていただきます。以下に、治療のおすすめの方をあげさせていただきます。
- スギ花粉症やダニアレルギーが採血などで確定している。
- アレルギーの症状が強く、薬の効果が少ない。
- アレルギーの薬の副作用(眠気や口の渇き、倦怠感など)がつらい。
- 受験や妊娠などのイベントが数年以内に予定されている(ただし、妊娠中の内服については医師の判断になるため、治療終了時の妊娠が安全です)。
- アレルギーの症状や薬の副作用が差し支える職種である。
逆に、治療について注意が必要な方は、
- アナフィラキシーなどの重篤なアレルギーを起こしたことがある方
- 安定していない気管支喘息
- 重篤な心疾患、肺疾患のある方
- ステロイドや免疫抑制剤をのんでいる、がんなどの治療中の方
- 口の中に傷がある、口内炎などの口の中に炎症がある方
- 妊娠、授乳中の方
- 12歳未満、65歳超の方
治療のご相談は、当院までお願いいたします。
駐車場広くなりました(2024.01.09)
駐車場広くなりました。ご利用ください。

胃内視鏡検査の中止について
当院では、胃内視鏡検査は施行しておりませんので、ご了承ください。
当院における高齢者肺炎球菌ワクチン接種の考え方について
2017年1月25日に高齢者(65歳以上)の肺炎球菌ワクチンについてNHKのガッテンで取り上げられ、多くの患者さんから問い合わせがあり、当院における考え方を説明させていただきます。
65歳以上の高齢者の方に必要な肺炎球菌ワクチンには、2種類あります。まずは、ニューモバックス®という23価莢膜ポリサッカライドワクチンがあり、現在65歳以上の高齢者に定期接種制度(初回のみ半額補助あり)の対象となっているワクチンです。こちらは、肺炎球菌による肺炎の重症化を防ぐ効果が高いですが、効果が5年で繰り返し接種する必要があります(当院では、自費の場合1回8000円)。もう一つは、小児に用いられていたプレベナー®13価結合型ワクチンで、こちらは自費のみですが、2015年から65歳以上の高齢者にも接種可能となりました。こちらは、肺炎球菌の定着を防ぎ、効果は一生持続すると言われています(当院では1回9000円)。米国では、両者を接種することによる相乗効果が指摘されていて、2014年から両者の接種を推奨しています。現時点では、日本人におけるエビデンス(臨床効果における根拠)は未確立とされています。従って、当院では、肺炎に罹患しやすい高齢者の方には、以下のメニューで両者の接種をおすすめしています。特に、プレベナーを接種した方には、ニューモバックス®の再接種は重症疾患のない方には必要ないと考えています。
A)65歳以上で重症疾患のある方でニューモバックス®未接種の方 | プレベナー® → 6か月から1年後ニューモバックス® |
B)65歳以上でニューモバックス®未接種の方 | ニューモバックス® → 1年後プレベナー® |
C)65歳以上でニューモバックス®接種すみの方 | 1~5年後にプレベナー®(期間は相談) |
D)60~64歳の心・腎・呼吸器重症疾患またはHIV患者の方 | ニューモバックス® → 65歳プレベナー® |
尚、名古屋市は65歳以上の方で初回の方のみ、年齢に関わらずニューモバックス®は任意接種(補助あり)の対象となります。
人生会議(Advance Care Planning)とは・・・
「最高の人生の見つけ方」「素敵な人生の終わり方」「エンディングノート」など、人生の終活についての映画などが話題になりました。現在、医療、特に在宅医療の場面では、元気で自分で判断できるうちから、ご自身の人生の最高の終わり方を家族や医療者と話し合う重要性が提唱されています。これは、命の危険が迫った状態になると、約70%の方が、自分の思うような医療・ケアが受けられなかったという事実にもとづいています。そのため、がんなどの不治の病にかかった時に将来をあらかじめ、ご自身でしっかり判断できるうちに決めておくことを人生会議(Advance Care Planning)と呼び、厚生労働省や日本医師会も積極的にこれらの活動を勧めています。当院も以前から取り組んでおり、ご自身の意思の確認は困難ですが、認知症の患者さんも含めて取り組んでいます。今回、当院で使用していた事前指示書とよばれる「人生の最終段階における医療・ケアの決定事項」の最新版を公開します。ご自身の終活を考えていらっしゃる方、大切なご家族の将来を考えていらっしゃる方は、是非ご相談ください。
参考:
「人生会議」してみませんか
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02783.html自らが望む人生の最終段階における医療・ケア
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/saisyu_iryou/index.html終末期医療 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)から考える 日本医師会
https://www.med.or.jp/doctor/rinri/i_rinri/006612.htmlACP推進に関する提言
https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/proposal/acp.html
認知症高齢者の運転免許書更新等に関する診断書作成について
平成29年3月12日の道路交通法改正によって、75歳以上の高齢者の方で
1)免許更新時における認知機機能検査で認知症疑い
2)一定の違反をした場合の臨時認知機能検査で認知症疑い
の場合は、かかりつけ医等を受診して「診断書」が必要となります。
当院では、かかりつけ患者さんに対して「診断書」を発行させていただくだけでなく、適切な認知機能検査を行い、免許書の自主返納*1についてのご相談にも対応します。
診断書作成に必要な検査(保険適応)
- 問診、ご家族からの情報
- 身体診察、神経学的所見、身体機能検査
- 認知機能検査:MMSE、長谷川式認知症スケールなど
- 画像診断:MRI、CTなど
- その他の検査:一般採血、甲状腺機能検査など
- かかりつけ患者さんで、検査施行済みの場合は不要です(当院では、高齢者の患者さんには、事前検査を勧めています)。
- 診断書(自費5400円)
- 自主返納*1を選択された場合は不要です。
お問い合わせは、たけうちファミリークリニックまでお願いします。ただし、初診や検査依頼のみの患者さんには対応しておりません(当院は専門病院ではないため)。
*1 運転免許書の自主返納
運転免許書の有効期限内に、運転免許が不要になったり、病気等で運転に自信がない、実際に運転できない方などが、ご自身から申し出て警察署に免許書を返納することです。その際には「運転経歴証明書」が発行され、65歳以上の方は「高齢者運転免許自主返納サポーター」として登録している店舗などで割引などの特典が受けられます。
https://www.pref.aichi.jp/police/menkyo/tetsuzuki/koushin/menkyo/koureisya.html