帯状疱疹にかかったら

帯状疱疹にかかったら、家庭内で気をつけることは…

 帯状疱疹は、水痘ウイルスが再活性化することで引き起こされるウイルス感染症です。水痘(水ぼうそう)と同じウイルスですが、口唇や性器ヘルペスとは違うウイルスです。

初めてこのウイルスに感染すると水痘(水ぼうそう)を発症しますが、治った後も体内に残り、体力や免疫力の低下などによってウイルスが再び活性化されて発症します。

 帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)や帯状疱疹にかかったことがある方にはうつりません。ただし、確実にかかったかどうかわからない、ワクチンを2回接種したか不明な方にはうつってしまう可能性があるので、以下の注意が必要です。

直接接触を避ける:帯状疱疹の発疹部位は非常に感染力が高いため、直接触れることは避けるようにしましょう。特に水疱(水ぶくれ)の内容液や傷になっているところをさわるとより感染しやすくなります。発疹を触った手で、自分の他の部位を触ったり、引っ掻いたりすると「とびひ」することがあります。

衛生管理に注意する:帯状疱疹にかかった人の用具や衣服は定期的に洗濯し、清潔に保ちましょう。また、手洗いを頻繁に行うことも重要です。

免疫力を高める:免疫力が低下すると、帯状疱疹のリスクが高まります。食生活や睡眠、運動を適度に行い、健康的なライフスタイルを維持することが大切です。予防接種も非常に有効な予防手段です。現在は、50歳以上の方は名古屋市から補助が出ますので、病院にご相談ください。

医師の指示に従う:帯状疱疹にかかった人は、医師の指示に従い、適切な治療を受けることが重要です。また、発疹が痛みを伴う場合は、鎮痛剤を処方されることがありますので、適切に服用するようにしてください。さらに、発疹が治っても痛みが続くこともあり、治ってもすぐに再発することもあり、注意が必要です。

Q1. タオルとかの使用は大丈夫?

 帯状疱疹にかかった人が使用したタオルや衣服などは、帯状疱疹のウイルスが付着している可能性があるため、他の人と共有することは避けるようにしましょう。特に、タオルは帯状疱疹の発疹部位に触れることがあるため、個人用のタオルを使用することが望ましいです。また、帯状疱疹にかかった人が使用した衣服や寝具類も、定期的に洗濯することでウイルスの除去ができます。帯状疱疹のウイルスは、高温での洗濯や乾燥機での乾燥に弱いため、これらの方法で洗濯することが効果的です。

Q2. お風呂は大丈夫?

 お風呂については、帯状疱疹にかかった人が入浴することは問題ありません。しかし帯状疱疹の発疹部位は非常に感染力が高いため、帯状疱疹にかかった人がお風呂に入る場合は、浴槽やシャワーなどの共有部分に触れることがないように注意しましょう。可能であれば、最後に入浴するようにし、帯状疱疹にかかった人が入浴した後には、浴槽やシャワーなどをしっかり清掃することが望ましいです。

Q3. 消毒方法は?

*消毒剤: 市販されている消毒剤を使用する方法があります。一般的には、塩素系の消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)が効果的です。消毒剤の使用にあたっては、必ず取扱説明書に従って正しい方法で行ってください。

*アルコール:アルコール(エタノール)を使用する方法もあり、アルコールには殺菌殺ウイルス効果があります。注意点としては、アルコールが乾燥するまで待つ必要があることです。

*手指や肌にウイルスが付着した可能性がある場合には、石鹸による水道洗浄をしっかり行えば大丈夫ですが、アルコール塗布も追加しておけばさらに有効です。

*熱水消毒:80℃の熱水に約10分間衣類などをひたすことによってウイルスを殺すことも可能です。

Q4. 子供には近づかない

 まだ水痘(水ぼうそう)ワクチンを接種していない、または接種が完了していない(1歳半から2歳以下)幼児または成人は、感染すると水痘(水ぼうそう)を発症する可能性があり、接触は控えてください。