乳幼児のいたくないワクチンのすすめ

乳幼児・小児ワクチン接種時の痛みを最小限に抑えるため、以下に説明するエビデンスに基づいた対策を検討してください。ワクチン接種前に、保護者または介助者にあらかじめこれらの情報を話し合いましょう。

推奨:

☆「痛くないよ」と子どもに言わないでください。この言葉は注射時の痛みを軽減するのに効果がないことが示されています。

ワクチンが複数の場合、最も痛みを伴うワクチンを最後に接種する。

☆乳児の場合は、お母さんまたは介助者が抱っこして、座位で肌の触れ合った状態で行いましょう。

可能な限り両親と一緒に行いましょう。

 *乳幼児、小児、および10代の若者は、仰向けに寝かせないでください。

 *乳幼児は、親または保護者が、本人と親または保護者にとって最も楽な姿勢(抱きしめる、親または保護者の膝の上など)で抱っこしてください。

 *親または保護者が抱っこする場合は、転倒の危険性を最小限に抑えるため、親は椅子に座るか、診察台に寄りかかってください。

 *手足は露出させてください。親は子供をしっかりと抱きかかえますが、無理な力を加えると苦痛が増すため、避けてください。

ChatGPTにて作成

☆指やおしゃぶりをしゃぶりながら、気がまぎれるようにして接種する。

☆ビデオやおもちゃで気を紛らせながら接種する。

 *必要に応じて、様々な注意をそらす方法や、多感覚的な注意をそらす方法を使用してください。

☆3歳以上のお子様には、ゆっくりと深呼吸をするように促してください。

 *深呼吸は、シャボン玉や風車などを使うことでうながすことができ、これらは注意をそらす方法としても機能します。

☆小児の場合、注射前および注射中に、注射部位付近の皮膚を中程度の強さでこすったり撫でたりしてください。

病院でおこなうやり方:

・筋注の場合には、穿刺中に血液の逆流確認のための吸引は行わず、速やかに接種する。

・可能な限り複数のワクチンの同時接種を行う。

Reducing pain during vaccine injections: clinical practice guideline

Anna Taddioら 

Reducing the pain of childhood vaccination: an evidence-based clinical practice guideline – PMC

CMAJ September 22, 2015 187 (13) 975-982; DOI: https://doi.org/10.1503/cmaj.150391より引用